在学中の思い出は、2年中期から3年中期まで生徒会長を勤めさせてもらったことです。
これと言って何ができたわけでは有りませんが、生徒会として各クラブ(運動部 ・文化部)と交流を持たせていただいたことです。クラブ活動には参加してなかったので 、体育祭・文化祭では、生徒が一丸となって作り上げる楽しみを知りました。特に体育祭では、80周年記念と重なり盛大な催し物が組まれました。フィナーレでは、グランドの真ん中に大きなキャンプファイヤーを設置して、そこに丘の上の校舎屋上からワイヤーを張り、火を投下したのは圧巻でした。キャンプファイヤーを中心に生徒はほぼ全員浴衣を着て盆踊り(フォークダンス?)が踊られたと思います。文化祭では、クラスの出し物としてプラネタリウムを開催いたしました。投影機は理科室にあった本格的なもの・ナレーションは、放送部に協力してもらい素敵な解説を流していただきました。たくさんの方に見ていただけたと思っています。
高校時代の思い出は、聞かれると何があっただろうとちょっと考えてしまいますが、書き出すと次から次へと湧いてくるものです。楽しい時間だったのだと思います。
大学は福祉専攻の大学に進み、ボランティア活動を通し高齢者福祉・障害者福祉に触れ ました。卒業後は大阪府松原市にある特別養護老人ホームに務めました。高齢者の生活を 支えながら、楽しめる生活を一緒に考え生き甲斐を感じてもらえるような介護に努力して いたように思います。松原で8年、次に京都で10年、大阪市内で8年間老人ホームに勤めさせてもらい、大阪からは施設長の役をもらい運営にも関わらせていただきました。30年以上高齢者福祉に関わらせていただき、多くの方の生活に接しながらやりがいのある仕事につかせていただけたと感じています。後半は、機会を見ては介護職の育成に努力 いたしました。これからの高齢者福祉の現場に何かできればと、まだまだ考えて行かないと、と思います。
現在は、大阪市東住吉区にある 株式会社東住吉介護センターの管理部部長をさせていただいています。ケアプランセンター・ヘルパーステーション・デイサービス・有料老人 ホームを運営している会社です。
趣味は、春・夏・冬に年3回発行されます「JRの青春18切符」を使って「1日でどこまで足を伸ばせるか旅」を楽しんでいます。観光は車窓からの景色・グルメは駅弁とおつまみとビールを並べ楽しんでいます。
(執筆 戸田正己)