森下 毅さん(有高14回)
本校では、2組園芸科で学ばれ、1・2年は西川先生、3年は大西先生が担任だったそうです。吉川からの20㎞の長い道のりを、最初の2年は自転車で、3年目は単車で通学しました。高校時代で今も懐かしく思い出されるのは、体育大会で恥ずかしそうにして女性とフォーダンスを踊った事だそうです。
卒業後、北谷農協に就職されましたが、機械を触る事への夢が捨てられず、2年後の昭和39年、三田市京口にあるウエイ自動車工業株式会社に就職されました。社長にも信望が厚く、お客様にも信頼され、昭和46年には社長のお嬢さん(本校18回卒業生植井栄子さん)との出会いがありご結婚されました。仕事も任されるようになり順風満帆、そして平成12年、吉川町上中の実家で会社をやりたいとのことから、名前をそのまま受け継いだ、株式会社ウエイを設立されました。現在は息子さんも交えて6人の社員で、お仕事に忙しい毎日を送っておられます。
また、地域のためにもさまざまな貢献をされ、農会長・区長・評議員を歴任、現在は上中土地改良組合組合長、そして、吉川町土地評価委員としてご活躍されています。その功績により、10月1日の町制50周年記念式典で、町長から自治部門で功労賞を受賞されました。
忙しい合間を縫ってバレーボールにも若い者と一緒になって取り組まれ、各大会に出場し素晴らしい成績を上げておられます。子供さん3人は既に結婚されていて7人のお孫さんのお祖父さんでいらっしゃるとのこと、皆が集まればさぞ賑やかなことでしょう。
今の若い人たちに一言とお願いしますと、家庭も大事、しかし、仕事に全力投球してほしいとのことでした。
(文責:谷郷賢明)
- 投稿タグ
- 男性