関口 広司さん(有高18回) 三田市永沢寺の山里に、芝桜の花園「花のじゅうたん」が産声を上げたのは、昭和59年のことでした。準備から開園まで、そして今は責任者として活躍されている関口さんを訪ねました。 本校では園芸科で学ばれ、石原先生が担任だったそうです。通学距離が長かったため単車通学を許可され、学校まで乗って来ていた事から、皆から羨ましがられていたそうです。 卒業後は、しばらく父の農業を手伝っておられたそうですが、その後、有名になった永沢寺花しょうぶ園の開園に関わられ、さらに この山里に多くの方々に足を運び楽しんでもらいたいと、自分の田畑に一億輪もの芝桜を植え付けられました。 地面を全く見せないほど咲き詰めることから、「花のじゅうたん」と名付けられたそうです。見頃は4月から5月、休みには多くの人たちが埋め尽くすそうです。自宅のすぐ前に広がる「花じゅうたん」。奥さんと息子さん二人も手伝われ、大変忙しそうでした。
(文責:谷郷賢明)
- 投稿タグ
- 男性