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上林 祥次 さん (有高19回)

神戸市北区山田町にある呑吐(どんど)ダムの上流近くにあるレストラン ヴィレッジハウス 佳林のオーナーである上林さんを訪ねてお話を聞きました。

山田町は昔から菊栽培が盛んで、長男でもあることから家業を継ぐことに迷うことなく、有馬高校園芸科に進まれます。担任は3年間橋本先生にお世話になり男子ばかりクラスは雰囲気も良く、ただ家の仕事が忙しくクラブ活動は出来なかったのが残念であり、恒例の農場当番では朝一番のバスに乗っての通学が大変だったとか

当時、シクラメンの夏越しの為の場所づくりに幌付きのトラックの荷台に乗せられて六甲山の山頂付近で作業したこと あとは農場で生産した野菜を荷車に積んで、三田本町の商店街に売りに行って、皆さん方に喜んでもらえたことが懐かしい思い出として残っているそうです。

卒業後は15年ほど会社勤めをされて、その後自宅で農業されたのち、今の場所に喫茶店 佳林をオープンされます。近くのゴルフ場のレストランの人たちと親しくなりその後に料理の方も始められ、嬉しいことにお客さんも順調に増え続け、数年前にはそれに対応して増築もされています。

近くには有名ゴルフ場も多く、そこのお客様方が数多く利用されています、またその中にはプロ野球選手や芸能人、有名女子プロも数多く、入り口を入った場所には数多くのサイン色紙が飾られており、メニューにはその方たちの名前のついたスペシャルメニューも書かれていました。

最後に今でも当時の仲の良かった数名と先生を囲んで集まったりしていますよと優しく語っていただきました。

(執筆 岩野弘明)

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