パスカル三田に奥川・羽渕の二人で取材に伺い搬入場所でお話を聞く事が出来ました。忙しくしてらっしゃるにもかかわらず、気持ちよく取材を受けて頂きました。奥川先生とはもういきなり有高時代の話が弾み有高生だった頃の顔になっていると思われました。

人と自然科を卒業されてから約10年の年月が経ちましたが、今も有馬高校のすぐそばの職場で担任の長光先生ともいつでも会える場所におられます。今の職場で大いに役立っている各種の資格(パワーショベル・アーク溶接 アーク溶接・チェーンソー・刈払機)を有馬高校で取得していたことを喜ばれています。

高校時代の担任は3年間ともに長光先生です。「本当にお世話になって、今あるのは長光先生のおかげ」と聞きました。
総合実習野菜班だったのに野菜の種の発芽率が悪く、奥川先生の教えをあまり聞かなかったせいで発芽率に影響したと今になって分かった事の1つだそうですが、ダイコンを栽培してダイコン洗浄機で泥を落とし、白くて美しいダイコンを農場前で販売したのも楽しかったし、怒られたり諭されたりと、どのような出来事も今は楽しく思い出され、クラスみんなが仲良くて楽しいクラスだったそうです。
有高では農業クラブの副会長で色々経験したことや、人と自然のテストで吉川先生のカエルの鳴き声とセミの声を聞かせて種類を書く問題とか、長光先生のテストはみかんの交配された交配品種当てるとか「なかなかやなー」と思っていたと楽しそうに話されました。
体育祭綱引きはものすごく強くて3年間連続優勝した。女子が強く息もあって作戦勝ちだった、ゼッケンを忘れて安全ピンで付けたりと数々の思い出が飛び出してきました。
文化祭では3年生の時に舞台でダンスした「減農薬栽培」というグループを作り踊った。
特に楽しかった思い出はブラジルとの農業交流で有高から3名推薦で兵庫県の井戸知事と一緒に訪問し記念式典に参加したり、農業体験実習もしたりしていい思い出となった事や、ブラジルを訪問し経験したことが海外に目を向けることが大切さを感じられたのが宝となっています。

大学は近畿大学農学部の農業生産科学科を卒業してすぐにJA兵庫六甲 パスカル三田一番館に就職されました。

 『パスカル三田の概要』
平成11年6月17日‥‥一番館竣工
平成16年7月22日‥‥パスカルフラワー店竣工
平成22年6月4日‥‥パスカル一番館リニューアルオープン
基本コンセプト
身土不二 →→都市と農村の共生の拠点
パスカル  =パストラル(田園)+カルチャー(文化)
三田産農畜産物
三田米・丹波黒大豆(枝豆)・山の芋・三田うど・三田牛・三田ポーク・三田ピーマンその他多数あります。一押しは三田米 丹波黒です、これからは三田うどです。
今はパスカルで副店長です。

趣味はコリドラス。コリドラスはブラジルや南米に広く分布しているナマズ目カリクティス科コリドラス亜科コリドラス属に分布される熱帯魚の総称です。

ナマズの仲間で、このコリドラスは水槽の底でじっとしている種類が多く、「コリドラス」は、底物熱帯魚のイメージが強いです(遊泳性の高いコリドラスもいます)。底を泳ぐため、上層の熱帯魚の食べ残しのエサをたべてくれることから「水槽の掃除屋」とも呼ばれることもあります。数千匹飼って部屋の水槽で飼育されています。
コリドラスではちょっと有名でAQUA STYLEが取材にこられられるそうです。

彼女と二人の生活の中にこのコリドラスの水槽がどんな感じなのか、すごいですね。


                                    (執筆 羽渕和美)