person

丹羽 直代さん(有高10回)

60歳過ぎてさらにエンジョイ

高校時代3年生の時の担任は、今は亡き東田先生でした。

部活はテニス部で、顧問の長谷川先生の下、テニスに明け暮れる日々を送っておられました。授業が終わればすぐにテニスコートへ飛んで行き、日が暮れるまでボールを打ち、家に帰ればくたくた。当時は丹有大会で常勝チーム、県大会でも常にベスト3以内に入る成績をおさめていました。

3年生の時、県代表として西日本大会に3人(丹羽・山本・内田)が出場しました。もう少しで全国大会に出場できたのにと、残念そうに当時を思い出しておられました。

卒業後は、田中千代洋裁学校に進学、2年間勉強された後、ご両親が経営されていた「ジーンズショップ・タンバヤ」を手伝われるようになりました。

お店の中には、若い時に洋裁で培った器用な手先と趣味のパッチワークの技術を生かし、店番をしながら工夫して作られたというカバン、ベスト、上着等がいっぱいに並べられています。作品がお客様に喜んでもらえること、また、来られたお客様と楽しく語らうことが一番楽しく幸せだとか。

25歳の時、同じく本校卒業で郵便局に勤務されていたご主人(有高6回卒)と結婚され、1男1女のお子さんに恵まれました。

60歳を過ぎた今、さらに楽しく人生をエンジョイしなくてはと、高齢者大学・テニス・油絵・歌謡教室・花作りと様々なことに挑戦されています。

退職されたご主人との二人三脚で、店に出られない時はご主人に任せ、毎日を大いに楽しんでおられるとのことでした。

家に帰れば愛犬3匹、猫2匹が待っており、夕方にご主人と愛犬を連れての散歩が日課。1日の疲れも吹っ飛んでしまいますとのことでした。

(文責:谷郷賢明)

shop2shopwhitecat