手作り木工品（工房昇楽）を訪問
突然の取材訪問でしたが夫婦お二人で快く応じていただきました。
3年では6組で横田先生が3年間担任、担任との思い出が懐かしいのか話していただきました。遠足で遅刻をされ自分のクラスのバスに乗り遅れ、後発のクラスのバスに乗って行かれたこと、アパートへ押しかけ賑やかに楽しく遊んだこと、夏休み京都へクラスでキャンプに行きテント生活をしたこと等、とにかく楽しい高校生活だったそうです。
卒業後は1年間浪人をされ、翌年、関西大学経済学部経済学科に入学、そして卒業後は大阪信用金庫に就職、3年間勤められた後退職され、三田に帰られ三田工業団地にある敦賀精機（敦賀プラットフォームズ）に入社、19年間勤務された後退職され木工の職業訓練校（で1年間木工技術を学ばれ2001年4月に「工房昇楽」を開設されました。
案内された部屋には数々の作品が展示されてあり、木の温もり・美しさを少しでも伝えられればと一品一品手作りで制作された作品にただただ見入り感激するばかりでした。又、そばから奥さんの説明も加わり二人三脚で取り組まれている様子が伺えました。
その奥さんとは大阪信用金庫勤務時代に知り合われ28歳の時に結婚、3人のお子さんに恵まれたのですが長男は交通事故で亡くされ、次男・長女は結婚、その次男夫婦と四人家族で5月には孫が出来ると楽しみにされていました。
これまでには2012年に個展をされたり数々のグループ展をされたり三田駅前や福井・京都等フェアーへ行商に行かれたりと活躍されています。とにかく手作りの素晴らしい作品（特に木の時計）ばかり、少し写真で載せておきますが、一度足を運んでみてください。
（執筆 谷郷賢明）
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