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五百尾 俊宏さん(有高14回)

吉川町農産物販売「ようしょう会」二代目会長

本校では農業科で学び、担任は常深先生、将来は農業経営を目指し、真面目な高校生活を送られたそうです。卒業後は、神戸の長田育苗株式会社に就職され3年間勤められましたが、家業の農業にも力を入れたく、地元の農業協同組合に再就職されました。平成9年に経済本部長を最後に退職され、1年後の平成10年に吉川町町会議員選挙に立候補、多くの方々の支持を得て当選されました。

平成13年、新鮮で安心・安全な農産物を求める声に応えようと、生産者代表と町会議員数名が野菜直売所生産組織「ようしょう会」を立ち上げられました。当初は温泉「よかたん」横の駐車場にテントを張って販売していましたが、多方面からのお客様が買い物に来られて日に日に売り上げも増え、売り上げ額も14年度9,500万、15年度は14,000万、来客も14万3,000人と増え、大盛況となりました。営業も土・日だったのが、月曜日以外の毎日営業まで進展しています。

今年4月、「山田錦の館」が完成し、「ようしょう会」の販売場所も館の中に移り、さらに充実した体制のスタートを切りました。二代目会長となられた五百尾さんは「16年度は『メイド・イン吉川を作ろう』を合言葉に生産者会員を140名・売り上げを18,000万円にしますよ」と意気込んでおられます。町会議員も2期目に入り、毎日多忙な中でも、家に帰れば二人のお孫さんに囲まれ「我が家は8人家族で賑やかですわ」とにっこりされました。

(文責:谷郷賢明)

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