今井さん1

平成29年春の叙勲で瑞宝単光章受章

6月の快晴の日にご自宅を訪問しますと玄関に笑顔で迎えて下さいました。そして側にはアマリリスの花が咲き乱れていました。
今井さんは地域の消防団に昭和38年春に卒業されてから1年後に予備団員、正団員になられたのが昭和40年からで、49年と10ヶ月間の長きに渡って三田市消防団副団長としてのご活躍が今回の受章となりました。

1組3番農業科で担任は飯野先生。部活はバスケット部、当時は体育館もなくて南校舎の校庭で練習していたので試合前になると体育館に慣れるため三田学園で合同練習をしておられて顧問は田尻先生で体育は伴野先生・冨依先生が担当、農業クラブでは稲作りなどされました。
「授業の中でオート三輪の運転を習い、教習所から出張で教えに来られていました。先輩たちは学校で免許を取られていたようですが、私たちは免許を取りにいきました、高校の時に免許を取ったのがとても仕事に役立ちました。石原先生の鉄拳や沢野先生は面白かったし梶田先生とのトマト事件は忘れられないですよ、加工で福神漬けを蓮池で獲ったレンコン等を使って作ったなー」と最初はポツポツのお話がだんだんと沢山の貴重なお話を聞かせて頂きました。
修学旅行は南九州で鹿児島や日南海岸・別府など巡り楽しい想い出が今でもテレビでマラソンを見ているときなどに映った九州の景色の中にも思い出されるとお聞きしました。
また、体育祭ではバックボードにケネディとフルシチョフが向き合っている図柄で当時の時代背景を写しているものを皆でつくり、フォークダンスもワクワク楽しかった思い出があり農場に今もある釣り鐘を鳴らして応援されたそうです。

卒業後はお父様と左官の仕事をされていましたが今は農業一筋で水田6反と畜産をされています。
今、力を入れておられることは。土地改良事業の理事長をされており(上相野・下相野・四辻)平成35年に完成予定、それまでは6~7年は頑張るとの力強いお話でした。
家族について
夫婦2人で暮らしておられます。
地域活動については
大歳神社の宮総代をしておられます。
色々な楽しいお話を聞かせていただきました。

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(執筆 羽渕和美)