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北垣 有馬 (有高40回)

一般土木・造園・交通安全施設  北垣組

我が校と同じ名前の北垣 有馬(ゆうま)さんに、神戸市長尾町宅原の事務所にてお話をうかがいました。

昭和60年4月に、有高造園科に入学されました。
担任は3年間橋口先生で、部活動は空手部だったそうです。

当時は創部3年ほどなので最初は少人数でしたが、在学中には男女合わせて30人を超える大所帯になり、主将も経験されました。
固定の練習場が無かったので場所の確保に苦労しましたが、剣道場や校舎の廊下などで毎日稽古に励まれました。
思い出としては、合宿中に先輩と夜中に校内を歩いていると、偶然にも部室荒しの犯人に遭遇し、顧問の先生らと協力して捕まえ、すぐに警察につき出したという、もの凄いエピソードもお聞きしました。(さすが空手部だと感心させていただきました。)
卒業後は平成元年まで、神戸市北区八多町の平谷造園に就職され、その後平成2年より北垣組を設立され、現在に至っておられます。お仕事の内容は、土木・造園業のほかに、「止まれ」や「→」などの道路標識の設置工事(三田署や有馬署管轄)もされております。

「有高では専門的な事や知識をたくさん学んだので、今の仕事に大いに役立っています。」とお話いただきました。

最後に、前から非常に興味があったのですが、有馬という御名前の由来について、お聞きしました。

おじいさんが、山から切った木を馬で運ぶという、馬を使った仕事をされていたので、馬のような力強い姿に憧れて、お父様が息子に名づけたということでした。

その名のとおり、北垣さんはとても躍動感あふれる人物で、広範囲なお仕事とお子さん(高校1年の女の子、中学2年の男の子)の子育てで、お忙しい毎日を送られております。

(文責:谷口 真弥 )