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大末 祥雄さん(有高3回)

町制50周年式典にて特別功労賞を受賞される

「吉川方面から10人程が自転車で、ガタガタ道で砂埃の中を通いました。しかし、すでに5人が亡くなっているのですよ」と懐かしい昔を思いつつ、亡くなった友へ哀悼の意を示されました。一番の懐かしい思い出は、陸上部で今年2月逝去された中ノ先生の指導のもと、上郡から県庁前までの九区間の駅伝に選手として出場し、6位に入賞されたことだそうです。卒業後は父の元で農業を手伝われ、青年部活動に活躍されました。

昭和50年、41歳の時、吉川町会議員に立候補され見事当選。以後連続6期をつとめられ、その間、議長・副議長・各委員長を歴任されました。取り組まれた業績として、428号線の国道化、町民体育館の建設、活動センターの建設、そして最後の仕事として、国体ソフトテニスの誘致とテニスコート作りがあります。又、スポーツ面にも力を入れられ、特にバレーボール協会を設立され、初代会長として春夏リーグ戦・地区対抗等々で、町民に活力をもたらされました。

24年間の議員生活を終えられ、今は農業(米づくり)と福祉に力を注がれ、社会福祉法人吉川福祉会理事長(さざんかの里理事長)を勤めて居られます。

平成17年10月1日に吉川町・町制50周年記念式典が催され、町制に大きく貢献されたとの事で、町長から特別功労賞として賞状と記念品が授与されました。

家では、2人の良き祖父、6人家族で楽しく過ごされています。

(文責:谷郷賢明)

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