s-DSC07164奥本 剛  有高51回卒
神有デンソー株式会社  社長訪問
かっての教え子が社長になっているとの情報が入り、卒業アルバムで写真を見ると懐かしさが込み上げ早速に取材に向かいました。先に社長室に案内され、暫く待つと彼が入ってきた姿を一見すると、36歳の若さで前社長から抜擢され社長の椅子に着いただけあり、社長としての風格が備わり、会話の中からもその手腕・実践力・行動力が伺え頼もしく思えました。

高校3年では6組で北島(英語)先生が担任、私も教科で担当し、少々厳しい指導をしたことも、今は楽しい一つの思い出として話してくれました。

卒業後は、甲子園大学に進学するが、途中退学、そして就職し、働く中で、職場で知り合った彼女と26歳の時結婚、2年後に長女が誕生し、それまでの会社を退社、「神有デンソー株式会社」に入社。始めは営業マンとして、さらには自動車の特殊な高度の技術を要する資格を取得し技術屋としても力を振るい、先代社長のお目に叶い2年前に社長に就任されました。

ついつい話が弾み1時間半以上も話し込む中で、社長室へ案内戴いた美しい女性が奥さんだと聞きびっくり、詳細を聞くと社長に就任後、経理を任せる人と言うことでJA六甲に勤めておられた奥さんを引き抜かれたそうです。子供さんは二人で親子四人楽しく過ごしておられます。また、本人も仕事を兼ねたゴルフをプレーし楽しんでおられ、時には魚釣りやバイクで時間を過ごされることがあるそうです。36歳の若き社長、「ますます会社を大きくして、名前をあげますよ」と頼もしい言葉を耳にして会社を後にしました。

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(執筆 谷郷 賢明)