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小寺 清兵衛さん (有高21回) 小寺 清隆さん (有高54回)

親子での「トマト」栽培

清隆さんが、県ハウストマト立毛品評会で受賞されたと聞き、さっそく取材を依頼、快く応じていただき訪問しました。

尼崎の建築物ばかりの田園風景が全然見られない所にビニールハウスがすぐ目につくとのことで行くと、車が行きかう道路の傍らにハウスが立ち並び目的地に到着、丁度清隆さんがトラクターで畑を耕されるところでした。快く迎えていただき、ハウス前のテント下でお父さん清兵衛さんも加わりお話を聞くことができました。

清兵衛さんにとっては、五十数年前の話となり、担任の清水先生の事・級友・園芸科に初の女子生徒が入学したこと・農当で朝一番の列車での通学が大変だったこと・農業クラブの会長で頑張った事等々の話を懐かしく語っていただきました。卒業後は1ヘクタールの田圃でのコメ作り・6棟のハウスでのトマト栽培に従事されたそうです。

傍らで父の話をにこやかに聞かれた清隆さんから次のお話を聞きました。小学校時代から将来はトマト作りの夢を持たれ本校に入学、1年武藤先生・2年川崎先生・3年北島先生と毎年担任が変わり、最後には25人となり卒業を迎えたこと、人数が少なくなっていた剣道部に入部、3年間中心となって頑張ったことから部員も増え、丹有地区大会では優勝するまでの部になり、本人も3段の腕前だそうです。

卒業後は県立農業大学に進学、さらにトマト栽培の勉強をされ、大学卒業後は実家に帰られ、トマト栽培に取り組まれるが一度は失敗もされるが、本校の先輩方・先生方・トマト仲間等々の教えや励ましにより、成果が上がり、6棟でのハウストマト(桃太郎ファイト)の直売(火・木・土)では毎回完売、口コミで遠くの方々も買いに来られるそうです。今年で丸8年になるが、24歳の時、県の品評会で新人賞を受賞、味・品質にますます磨きをかけ毎年賞を受賞、昨年は県下2位にあたる農林水産省生産局長賞を受賞されました。

25歳の時、近所の幼馴染と結婚され2児(長男2歳・長女6ヶ月)の父親、奥さんも剣道をされ4段の腕前、お子さんたちも剣道をされるのかな(?)収穫時には両方の家族の協力で孫の世話・収穫・袋詰め・販売と取り組まれてるそうです。お父さんとの協力で、トマト栽培・コメ作り・軟弱野菜(正月野菜)をサイクルに取り組まれています。特に、トマト栽培は夏場の太陽熱消毒一回で農薬を一切使わないで収穫すると聞き驚きました。トマトへの意気込み情熱がみなぎっており、これからも消費者が喜んでもらえる商品を提供してもらえることでしょう。

(文責:谷郷 賢明)

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