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尾崎(川峰)明浩 さん 尾崎純子 さん (有高31回)

(株)おさきクリーニングセンター社長夫妻 おしどり夫婦を訪ねて

二人に笑顔で歓迎され、工場の2階に通され、お二人揃ってお話をうかがいました。

中学3年の頃からの付き合いで、有馬高校に入学し、明浩くんは1組で今は亡き森澤先生が担任、純子さんは8組で田村先生が担任、クラスは違えども交際は続きました。明浩くんは陸上部、純子さんは茶道部で活躍され、明浩くんのクラスが球技大会ではいつも優勝したことや、陸上部の合宿を和田山にある顧問のお寺でしたこと、純子さんはスキー旅行で西山先生に単独で指導してもらい一緒に滑ったことなど、次々と2人分の懐かしい話に花が咲き、時間がすぎました。

卒業後は、明浩くんは宝塚ヤクルトに就職、純子さんは小学生の頃から手伝っていた家業をそのまま手伝うようになりました。その後、互いにプロポーズのことばを聞くこともなく、明浩くんの親から2人の交際を認めてやってほしいとの挨拶があって、すぐ結婚となり、22歳で結婚式を挙げられました。基礎スキー1級の腕を持つお二人は、直ぐに北海道へ1週間のスキー新婚旅行へ行かれたそうです。

婿入りとなった明浩くん、最初は仕事を覚えるのと、お客さんに頭を下げるのが大変だったそうです。そこは奥さんの愛のこもったアドバイスや支えのおかげですぐに一人前、「1年中・1日中いつも一緒が一番ですね」と熱い言葉をいただきました。今は16店舗(本店+支店15)で従業員40名の社長、すっかり風格がつき貫禄充分です。

お二人は、二男一女のお子さんに恵まれした。そして長男が結婚、その長男にもお子さんができて、初孫誕生となりました。それを機に、明浩くんはずっと吸ってこられたタバコを禁煙されたそうです。7か月になるお孫さんの話になると、アマーイおじいちゃん・おばあちゃんになっていました。

 その後、沢山の洗濯物と機械が並ぶ工場を見せていただき、後にしました。

(文責:谷郷賢明)

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