卒業式の当日に清陵会館での取材となりました。新聞社の取材が長時間となり前途有望な選手なのだと改めて思ったのでした。
平成30年3月2日にポーランド・ワルシャワで開催された、ジュニアショートトラックスピードスケート選手権大会に出場初めての国際大会でした。

4歳から大阪臨海スポーツセンターにいとこと一緒にフィギュアスケート教室で始めた。小学校3年生でショートトラックを4歳違いの弟と神戸のポートアイランドスポーツセンターで始めたこちらの方が性に合っていたのか楽しそうと思い打ち込み始めた。
全日本ジュニアショートトラックスピードスケート選手権大会では1500mで1位、総合3位と輝かしい成績を収められています。今季の平昌(ピョンチャン)オリンピックでは日本選手権で15位となり残念ながら出場はかないませんでしたが、これからの期待が大いにある選手であることは間違いないところです。

中学・高校と陸上部に籍を置き中長距離で体力作り有効であったし、先輩や仲間が出来た。
また、ショートトラックの楽しさは駆け引きが大切で作戦や一瞬の判断がうまくいった時は『キター』となる。
そして、昨年の春のケガをした時に早く練習したい気持ちになり、やっぱりスケートが好きだと改めて気づいた話をされた時の笑顔が素敵でした。

大学は山梨学院大学に進学して、スケートの技術に磨きをかけ悔いのない学生生活を送るつもりであり、「4年後はオリンピックに出たいと強く思っている」との頼もしい言葉を聞き取材を終えました。これからの活躍を期待しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(執筆 羽渕和美)