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山崎(大村) 紗季さん (有高57回)

“人と自然科に学んで”

有馬高校人と自然科でのクラスメート森口さんとかわいいお子さん2人を連れて清陵会館にお越しいただき話を聞きました。

農場に着くなり奥川先生と塩見先生に遭遇。親しく会話が弾む中で奥川先生を欣ちゃんとあだ名で呼ばれているのには、こっちが驚いてしまいました。 早速温室前で皆さん集合写真を撮らせてもらいました。

さっそく有高入学の経緯を尋ねると、農業と縁が無かったのに、牛が好きで自然と触れ合いたくて人と自然科を希望されたとか。ちなみに3年生時に三田の牧場に飛び込みでアルバイトを頼んだところ、牧場主が有高卒業生で快く仕事をさせてもらったエピソードがあるそうです。担任は1年が吉川先生2年山本先生3年小原先生にお世話になったそうですが、当初は各地からの生徒ばかりだったので、クラスとしてなかなかまとまっていなかったのが体育祭での綱引き競技で1年2年と連続優勝したことで自然に団結していったそうです。何より想い出されるのは虫が苦手なのに小原先生にバッタをつきつけられてそれから逃げ回ったことや田植え、稲刈りなどの農場での稲作体験など。 また1年生から入った農業クラブでは役員として農業祭で豚汁を作った思い出も。 楽しみの卒業旅行は、予定では海外のはずが当時発生した感染症サーズの影響で国内の北海道に変更になり、札幌、小樽とスキーに変更になってちょっぴり残念だったことも。

卒業後は三田市内の花屋さんに3年間勤められ、ご結婚後、神戸市垂水の生命保険会社にかわられて、現在は育児休暇中で、可愛い2歳と0歳の女の子のママとしてがんばっておられます。

今の有高生にひとこと 「高校3年間長いようで短くて、自然と触れ合う体験は貴重な体験として残っていますが、もっと勉強もやっておけば良かったと社会人になった今になって思っています。特に人と自然科は他では体験できないことを数多く学んでいるので一つでも多く吸収しておいてほしい。」とのことでした。

(文責:岩野弘明)

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