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吉川町で活躍

三姉妹の長女、将来は家を継ぐとのことから高校進学で近くの高校か迷われたそうですが、本校の家庭科に入学、4組で宮本先生が担任、子どもの頃から絵を描くのが好きで小学時代からポスター等を描き賞をとられたり、そんなことから直ぐに美術クラブに入部、顧問の安本先生の指導で3年間、デザインを中心に頑張ったこと、運動が苦手で、跳び箱が飛べず、グランドの西側でよく練習したこと、なでか、体育大会でリレーの選手に選ばれ走ったこと、仮装行列の看板を描いたこと等懐かしく話されました。

卒業後は、大学への希望があったのですが、1,3haの水稲とタバコ栽培をされている両親の手伝いをされることになり、その後、トマト・ピーマン・セロリと農業の手伝いを2年間ほどされた後、町役場へアルバイトとして3年半ほど勤務、昭和41年に本採用され上吉川幼稚園を皮切りに中吉川幼稚園そして東幼稚園と18年間を小学校入学前の幼児指導に情熱を捧げ、その後、町公民館勤務となり町の文化事業・種々の講座・婦人会本部の事務局・ことぶき学級の世話等を12年間され、さらにその後、社会福祉協議会で6年間勤務され小地域福祉に力を注がれ県下でもその取り組みがトップを走り多くの方々の視察を受けられたそうです。

平成14年に退職、その後、1年ほど家におられたが、社会福祉協議会の副会長につかれ三木市との合併まで勤められ、合併後は三木市社会教育委員会を4期8年、さらには、三同教・人権教育審議会の役員として、その間にうれしの大学に入学、やはり美術部に所属し腕を磨かれ、3年からは理事としても活躍されました。

今は、吉川町老人会本部の女性部長、さらには三木市女性副部長をされ老人会活動に活躍されています。結婚は26歳の時、今は長男夫婦と孫との5人家族、主人が何度も大きな怪我をされ農作業が十分できないそうですが、「長男がよくやってくれますね」と家族円満が伺えました。

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(執筆 谷郷賢明)