梁瀬(北)眞須子先生 (昭和46年~52年)
思いがけずスッキリとした空気に包まれた8月初旬でした。先生の作品の生まれるアトリエが見たいし、若かりし頃の思い出話もしたいと楽しみにご自宅を訪問しました。
有馬高校を転勤なさってから尼崎西高校から阪神養護学校でご退職。
美術を担当。当然クラブは美術部の顧問で思い出すのは「当時の美術部の生徒は何でも自分たちで計画して何から何までテキパキと進めていて本当に頼もしい存在でした。思い起こすと、私も若かったので色々な困難な事があったとしても教師も生徒も楽しんでいたと思いますね」良い人間関係が結べた事が本当にうれしく楽しかった有馬高校の思い出が次々と出て話がつきませんでした。
文化祭では展示を美術部員が色々と企画して自分たちで進めていて、夏休みには部員でなく普段美術を選択していない生徒も油絵を体験出来たり、京都の仏閣の見学コースもあってそれも楽しい有意義な事だったと話して下さいました。
マラソン大会では生徒と一緒に走って根性でいい線までいったのですが次の日は足が痛く大変だったそうです。

引っ越しは7回されて今度の家が終の棲家になるとお聞きしました。

新制作研究会に所属されて9月に組作品を東京で出す予定で奮闘されていました。
ご自宅を訪問したので半地下のアトリエを見せて頂きました。此れからの作品に成る順番待ちの楠木の大木がアトリエの側に積んでありました。素晴らしい作品が生まれるのではないでしょうか,楽しみです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(執筆 羽渕 和美)