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森本 修さん(農林43回)

三田市シルバー人材センター理事長を訪問

飯田会長の同級生が理事長をされていると聞き、会長と事務局2人で三田市シルバー人材センターを訪問しました。

理事長室に案内されるなり、会長と理事長の昔懐かしい農林学校時代からの話になり、当時2年生から予科練に行かれたこと、友の話、又、今なお続いている年1回の同窓会「七夕会」のこと等、お2人の懐かしい思い出話に聞き入りました。

三田農林学校卒業後、農協へ就職、そして県保健所、最後は民間会社を退職。その後は地域の自治会・防犯協会等の役職に就いておられます。特に、シルバー人材センターでは、会員理事8年、副理事長4年を経て、現在は初代の前中理事長に続いて2代目理事長に就任されて3年目になります。そこで、改革2年目を迎えられた意気込みを聞かせていただきました。

昨年から「改革元年」を合言葉に、組織運営を根本的に見直し、会員主導の運営を軌道に乗せるべく取り組んでこられましたが、特に今年は、元気になる・活力を生むの意味を込めて「活」を会員の共通認識として、自治体・地域等に「シルバーはなかなかやるやないか」と言ってもらえるよう、さらに強くアピールしていきたいとの意気込みでした。

公共部門の仕事に民間が参入するようになったことにより、発注が激減し、厳しい状況が続いていたそうですが、各委員の粘り強い企業訪問で新規就業先も加わり、一般向けの便利屋活動も実績を伸ばし、11月頃から累計で前年実績を上回るようになりました。

又、2007年問題として知られる団塊の世代の大量定年者、特に地域住民との接点の少ないニュータウンのサラリーマンの方に、新しい活動分野を提供し、地域とのコミュニケーションや仲間・友達作りに役立てていただけるよう、会員入会を勧めたいと取り組まれているそうです。

組織運営では、「ホウ・レン・ソウ」すなわちお互いに報告・連絡・相談をスムーズに行える組織を目指し、先頭に立って取り組まれておられるとのことでした。

(文責:谷郷賢明)

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