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藤井 正孝さん (有高26回)

JA兵庫六甲生活文化事業部マネージャー兼共済センター長の藤井正孝さんを尋ねて

事務局長と共に、神戸市北区有野中町にあるJA兵庫六甲本店にお話を聞きに伺ったのですが、立派な建物と、職員の数の多さに先ず圧倒されているところ、藤井さんに快く出迎えていただき、開口一番は「事務局長の谷郷先生には、体育の柔道の授業ではよく投げられた痛い思い出がありますわ」から和やかに話は始まりました。

先の進学も視野に入れて、普通科に入学されます。クラブは中学時代からの卓球部に所属され、なかなか良い成績は残せなかったそうですが、副キャプテンとして頑張られていたそうです。
クラスは皆仲良く、体育祭などでは何時も良い成績を残したとのことですが、唯一つ修学旅行中に喫煙問題が起こり、旅行から帰り、初めて登校すると、クラスの男子大半が謹慎処分を受け、出席していなかったことを強烈なエピソードとして、今も覚えているそうです。
その後3年生からは担任の川畑先生の下、しっかりとまとまったクラスとなり充実した学生生活を送られ、今でも数年に一度はクラス会を開かれているとのことから、いかに仲の良いクラスであったかがうかがい知れます。

卒業後は関西学院大学に進まれ、ここでも卓球は同好会で続けられたそうです。 大学卒業後に神戸市北農業協同組合に勤められ、本店の企画総務畑を歩み、最後の肩書きは企画監査室長。 合併後のJA兵庫六甲では、藍支店長、有野支店長を務められて、現在は本店において、生活文化事業部マネージャー兼共済センター長として、大勢の職員のトップとして大いに手腕を発揮されています。

地域でも信頼は厚く、小・中学校のPTA会長や青少協の淡河支部長に就かれ、地区では農会長や、営農組合長も務められました。
ご家庭では、29歳でご結婚され、今は社会人になられた二人ともう一人の娘さん3人に囲まれて楽しくお過ごしです。

最後に何処かで写真をとお願いすると、すかさず本店前にある「一人は万人の為に、万人は一人の為に」の碑の前とおっしゃいました。察するに合併前の北農協時代のものと思いますが、当時の熱い想いを忘れられていない証でしょうか。

有高生には、「地域を忘れることなく、しっかりと根の張った人になるために今をしっかりと頑張ってください」とのことでした。

(文責:岩野 弘明)

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