person

親谷 昌明さん(有高10回)

農業科園芸コースに在籍し、2・3年と大西武先生が担任。農当で学校に宿泊し先生や友達と時間を忘れて語り合ったこと、2年の夏に体験学習として大阪農事試験場へ4人で5日間行ったこと、将来の農業を目指して「科学する農業」をスローガンに取り組んだこと等、懐かしく話していただきました。

卒業後は自営(養鶏・酪農・野菜作り)をされ、特に野菜では地元の八百屋・大阪青果市場に出荷、今の時代と違って色々苦労があったそうです。

昭和40年に結婚、仕事も転職し、建築資材の会社に就職されました。左官・タイル貼りの職を身につけ仕事で各地を回ることによって、社会勉強が出来たそうです。

地域においては信望が厚く、農会長・区長・理事と務められましたが、特に区長時代には区の法人化・公民館の建設に取り組まれ完遂。さらに25年に1度回ってくる三輪神社式年正遷宮の準備に1年かけて取り組まれました。又、三田市の再開発に向けてDブロックの準備組合理事長に就かれ12階のビルを建設、そして再開発理事長を務められました。その後、レバンテ三田の管理組合長や株式会社「親和」の社長として不動産の管理をされています。

奥さんを早くになくされて、三女の娘さんと2人住まい、忙しい合間を縫って詩吟もされているとのことでした。一番の願いは、三女が早くいい人と巡り合い結婚してくれることだそうです。

(文責:谷郷賢明)