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谷津(川田) 勝子さん(有高10回)

クラス会の報告に事務局を訪問された勝子さんは、私とは同級生で隣のクラス。出会うなり学生時代と変わらぬ元気さで話が弾みました。

2、3年とは7組で、今も元気でクラス会に出席される長谷川先生が担任。修学旅行の体験談を学校に帰ってから全校生の前で耶馬溪の観光ガイドが歌った歌を交えて発表したことや、運動会の仮装行列で「歩く円盤」を全員で演じ拍手喝采を受けたことと、懐かしく話されました。何事にもクラスの中心的な存在でリーダーシップを発揮され、ホームルームや行事等では中心となって活躍されていた姿を思い出します。

卒業後は、市の教育委員会に勤務。7年間恋愛された彼と25歳で結婚されて退職し、専業主婦となられて、二人のお子さんを育てられました。どちらも既に結婚されて4人のお孫さんに恵まれて、会うのが「楽しい」とのことでした。

もともと人前で表現するのが好きだった勝子さんは、30年前から詩吟の道に入られ、今は千丈寺湖愛吟会湖水流宗家となられ、吟号を「谷津湖水」として、末の公民館で週2回(第1・3木曜日)教室を開いて教えておられます。又、平成11年11月1日、朝日放送素人名人会落語の部で名人賞を受賞。その後、落語にも取り付かれ「桜鶯亭いなご」の芸名で、いろいろな行事や会から依頼を受けて活躍されています。是非とも私も聞きたく思いました。

 今はご夫婦水入らずの生活ですが、94歳で亡くなられたお母さんを家で二人で介護しながら過ごした日々を、懐かしく思いますとのことでした。

(文責:谷郷賢明)

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