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足立 信夫さん (有高26回)

東京海上日動火災保険株式会社代理店 株式会社朋友

卒業生で阪神地区に於いて保険代理店をされている話を聞き、代表の足立さんに宝塚でお会いして話を聞きました。

その場に卒業アルバムも持参され、近い年代の私にも、知った先生方や先輩の顔もあり、懐かしい時代に戻って話が進みました。家は西宮市の浜側で農家ではなかったのですが、園芸植物が好きで園芸科に入学。1年2年と清水先生が担任だったクラスは雰囲気もよく、皆仲も良かったようです。ただ当初は農業に興味無い生徒が居たことに驚いたそうです。

当時三田行きの国鉄は朝も早く午前8時には三田に着いて、本町通りの神田商店で朝飯を食べてからよく登校したそうです。クラブは宅見先生の花卉部でアルバムでは女子生徒に囲まれて楽しそうに写っていました。また農業クラブでは意見発表で校内代表として、県大会に出たこと、恒例の農業祭では農産物の品評会に出展するのに自宅でパセリを作ったことや、先輩から園芸品を借りて出品した事もあったとか。あとは1年の柔道の授業に、皆はずる休みや見学で足立さんを含め4人しか居らず、事務局長の谷郷先生にしごかれて、午後から早退したことも思い出されたりと、とにかく3年間を大いに楽しめた学校生活だったようです。

卒業後は大阪の大学へ進学されましたが、結婚を機に2回生の時に辞められます。その後電気工事の会社に就職されて2001年まで勤められます。その後現在の東京海上日動火災保険株式会の研修制度を利用して、3年3カ月の研修を終え、晴れて代理店となられます。以来大阪から神戸までと広く営業活動に日夜励まれています。

現在は「なかなか忙しくて当時の通学仲間とはたまに出会いますが、級友とは数名と年賀状のやり取りがあるくらいです。」とのこと。

最後に「清陵会を通じて担任だった清水先生をお招きされて同窓会をされては」とお伝えして別れました。

(文責:岩野 弘明)

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