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高郷 敬典さん（有高28回）

この4月「JAみのり・吉川営農経済センター」所長に

家は農業、そしてバラの栽培をやっていたことから、園芸科に入学。担任は小林先生（英語）で、落ち着いたいいクラスだったそうです。

放送部に入部され、朝と終わりの放送で、朝が早く帰りも遅いため、吉川からバス通学をされました。色々な思い出の中では、やはり、3年間頑張られた放送部でラジオ番組の制作を競う県大会コンクールに出場し、佳作を受賞されたことが強く心に残っているそうです。

卒業後は、県立農業大学校指導員養成コースに入学、2年間学ばれた後、吉川町農業協同組合に就職、北支所・中支所・本所と勤務されました。平成12年4月「JA三木市南」「JAみのう吉川町」「JA加東郡」「JA北はりま」の4JAが合併した「JAみのり」の誕生にともない、本所の総合企画部に所属、5年間勤められる中で課長に昇格されました。さらに、17年4月には吉川営農経済センター課長に、そして今年19年4月、50歳の若さで所長に就かれました。

家に帰れば25歳の時に職場恋愛で結婚された奥さんと、3人の娘さん、そしてご両親の7人家族。酒・タバコ・遊び事等には一切縁がなく、仕事にどっぷり浸かっていますとのこと。若い頃から田畑で耕作することがお好きだったそうで、父から1.8ヘクタールの田圃を引き継いだ後は稲作を全部1人でやっておられるそうです。

若くして所長になられて心がけておられることはと聞いてみますと「人の和、そしてチームワーク作りですね」と言われました。恵まれているのは、職員が吉川の方が多いため、家族的な雰囲気で楽しく仕事ができることです、とのことでした。

（文責：谷郷賢明）

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