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今西紀美代 さん (有高9回)

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肖像写真

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夢であった個展を開く

  高校時代に所属していた8組の進学クラスは、32名中男子が5名のみと、女子の多いクラスだったそうです。 2、3年の担任は平川先生で、世界史で特徴ある授業を展開されていました。 また、当時は運動会の仮装行列に人気があり、 「私たちのクラスは東大の角帽を創り、それをかかげて行進しました」 と懐かしそうに話されました。

  習字は小学校5年から習い始め、昭和37年に通信教育で、東京文化書道学会の師範免状を取得。 大学卒業後は小学校の先生になられましたが、 忙しい勤務の合間にさらに書道に取り組まれ、昭和46年には日本書道連盟の師範免状も取得されました。

  8年前、三田市広野に市民センターができた時、地元の愛好家の方々から 「ぜひ今西さんに書道を教えてほしい」 とのリクエストがあり、ボランティアで『書道つくしの会』を開き、指導を始められました。 38年間の教員生活を退職された現在も書道教室を続けられ、15人の指導をされています。

  また、平成15年の今年は、いつか個展を開きたいという夢を実現されることになりました。 三田市民会館で開催された初の個展には、9月26日〜28日の3日間に約350名の書道愛好家が足を運び、 大胆かつ迫力のある筆遣いの中にも女性らしい温かさを感じさせる31作品に魅了されていました。

  最近では詩吟にも挑戦され、充実した日々を送っておられるそうです。

(文責:谷郷賢明)

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