[ 表紙 / 卒業生の活躍 / 東本胱 さん (有高10回) ]
神戸ワインの原料 ブドウ作り18年 本校では園芸科で学ばれ、2、3年は大西武先生が担任。早朝農業当番で豚の餌やりをしたり、世話をして咲かせた花を市内へ販売に回ったりしたことがすごく印象に残っていますとのことでした。 卒業後は、大沢土地改良区で5年間働かれ、その後、神戸市北農協へ就職、最後は有野支所長をされ退職されました。38年間にわたって特に経済関係で活躍されました。 退職後は、現役時代の平成元年に6人で立ち上げられたワイン原料のブドウ作りに取り組まれています。6.5ヘクタールの広大な土地に植えられたシャルドネ(白ワイン)、カベルネソーヴィニヨン(赤ワイン)の2品種のブドウの木が、今まさに収穫期を迎え、木々の枝にぶら下がっている房は見事なものでした。収穫作業は1品種あたり20数名の方によって2日間でされると伺い、驚きました。収穫されたブドウは西区農業公園へ出荷され、神戸ワインになるそうです。 稲作も65アールされており、毎日多忙な生活を送っておられますが、地域の方々からも信頼と尊敬の念が厚く、現在、大沢町自治会連合会会長、農協理事、神戸市肉牛協会会長と務められ、更には大沢コンパクトタウン研修会(町づくり部会・農業活性化部会・交通部会)をもたれ、本人は子供に関する委員会でリーダーシップをとられています。 家に帰れば良きおじいちゃん。28歳の時に結婚、1男2女に恵まれ、3人とも結婚。今は長男夫婦と孫5人の9人家族。外孫も5人いるんですよとのこと、核家族・少子化時代と言われる昨今、うらやましいかぎりです。 (文責:谷郷賢明) |
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