[ 表紙 / 卒業生の活躍 / 有田かおる さん (有高20回) ]
今日は有馬高校の近くにある喫茶店「菊の季節に桜が満開」を訪問し、開店11年目、店長であるかおるさんに高校時代の思い出をお聞きしました。 1年の担任は辻先生、3年の担任は錦織先生でした。部活はコーラス部で、清家先生の指導の下、大変活発な活動をしていましたとのことでした。 昭和43年に有馬高校を卒業、三田市農協に就職し30年間の長きにわたりお勤めをされました。その間、女性(婦人)部員2500人を束ねる「生活指導員」として活躍されました。特に現在三田市の名物である"やまびこ味噌"を作り出されたこと。昭和40年代から50年代前半に地域活動として集落に釜を持って行き、みそづくりをはじめ、集落の人たちとの会話も弾み、楽しく活動出来たこと。……また、広野マーケットに勤められた時には、"弁当作り"を始められ、店頭販売や予約注文を受けての販売等に力を注いでやってこられたこと。その弁当作りの仕事が今のお店の原点になっているそうです。 さて、「菊の季節に桜が満開」の由来は? 競馬にちなんだもので、実況中継のアナウンサー杉本清氏の名せりふから頂いたそうです。 お店はご長男夫婦と一緒に経営され、三田米と手づくり野菜を主に、若い人からお年寄りまで喜んでもらえるようメニューに工夫をこらしておられます。日替わり定食や、ジャンボソースカツ丼や、季節のフルーツ盛りだくさんのジャンボパフェも大人気。毎週金曜日はケーキセットの奉仕日で、オープン当初から女性の方に好評を博しています。 又、隣にある学生マンション(経営)の人たちも利用しやすいように、特別メニューで便宜をはかっておられるそうです。 現在は、三田市商工会女性部の理事として活動にも参加されています。そんな忙しい日々のなか、2人のお孫さんの運動会や、発表会に行かれることを一番の楽しみにしていらっしゃるそうです。 (文責:稲葉昌子) |
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