両親・本人・姉・弟2人と家族6人が本校の卒業生、造園業をされていると知り、訪問しました。

　昭宏さんは、普通科を卒業し造園業に進まれた父の勧めで、同じく普通科に入学されました。3年の時は細見先生が担任で、女子が多くて活発なクラスだったそうです。3年間卓球部で頑張り大会で活躍した事や、修学旅行で黒姫スキー場に行った事を、懐かしく話して頂きました。

　卒業後は、すぐに父の仕事を手伝うようになり、三田市の開発に伴い忙しい毎日を送られました。10年前に神戸に出て独立され、30歳の時に結婚された奥さんと共に仕事をされています。主にハウスメーカーや役所の仕事を請け負われるそうですが、「最近は厳しいですね」とのことでした。

　この仕事に就いて良かったと思われる点は、造る楽しみや出来栄え、そしてお客様に喜んで頂ける事だそうです。

　独立されていますが、仕事の内容に応じてはご家族と共に働かれることもあり、時には6人兄弟が両親の家に集まって、それこそ賑やかに楽しまれるそうです。

　2男1女のお子さんがおられ、いくら疲れていても可愛いお子さんに迎えられると疲れが吹っ飛んでしまうそうです。

　お住まいは神戸ですが、住所を中内神に置かれている関係で、今年から地域の農会長をされており、「責任が重くて大変です」とのことでした。

（文責：谷郷賢明）