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佐藤公子 さん (女併)

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水墨画・書道・編み物・詩吟・野菜作りと毎日楽しくやっています。

 有高には、吉川の吉安から自転車で3年間通われました。当時は皆が自転車通学だったため、大沢の坂にかかると自転車を押して上がる生徒で道一杯になったそうです。

 学校では卓球とソフトボール(ピッチャー)に明け暮れ、また、家に帰ればご両親が果樹園(7アール)、田圃(1ヘクタール)をされており、良く手伝われたそうです。

 卒業後は洋裁・お茶を習われ、24歳で結婚。ご両親と共に、梨・ブドウ栽培と稲作をされ、さらに約30年前からは果樹園から苗木の栽培に切り替え、ブームにも乗って収益を上げられたそうです。

 その後はご主人の会社への就職もあり、苗木栽培も止めて、卵会社や三田国際カントリークラブで働かれそうです。

 60歳前で退職し、長男夫婦のお子さんの世話をされるようになりました。3人のお孫さんにも手がかからなくなるにつれ、若い頃に習われた編み物を再開し、さらには書道・水墨画・詩吟と習われるようになりました。

 今はそれぞれの道で才能を発揮され、数々の作品を作成。吉川町の文化祭では、毎年、作品の出品や展示、あるいは出演と大活躍されています。

 特に水墨画においては、アジア水墨画展に出展され、2005年には17年度日本中国水墨画協会賞、2006年には相模原市長賞と2年続けて大きな賞を受賞されました。

 少し耳が遠くなりましたと言われますが、現在も、意欲的に作品作りに取り組まれると同時に、5アールの田圃での米作り、2アールの畑での野菜作りにも励んでおられます。

 長男夫婦と孫3人の7人家族で、すぐ近くにも次男の新宅があり、楽しい毎日で充実していますとのことでした。

(文責:谷郷賢明)

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佐藤さんが手にしておられるのは、今年の吉川の文化祭に出品予定のセーターです。

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「日本中国水墨画協会賞」と「相模原市長賞」の賞状

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