[ 表紙 / 卒業生の活躍 / 西中舜 さん (有高17回) ]
菊作り20年 念願かない「第24回日本菊花全国大会」切花単花の部で日本一 本校で学ばれ、今は亡き大西先生が担任、中学時代からやっていたバスケット部で3年間汗を流したことと、文化祭で優勝して全生徒の前で表彰されたことが、懐かしい思い出だそうです。 卒業後は、農業だけではダメと池田方面の会社に就職、その後三田の日本ピラー(株)に転職され28年勤務されました。50歳になったら事業をやろうと40歳頃から準備をされ、そして有限会社ニシナカを立ち上げられました。現在は、会社経営と2.7ヘクタールの農業(食用米)、そして今年で20年になる菊作りと忙しい日々を送られています。 菊作りは、病で倒れた父親の菊作りを手伝って世話した菊が入賞したのをきっかけとして、1987年から始められました。 2000年頃から日本菊花全国大会に出品、又、他の大きな展覧会である社団法人日本菊花連盟全国大会・兵庫県連合菊花展覧会・神戸菊花展覧会・明石公園菊花展覧会と出品されるようになりましたが、出品される度に数々の賞を受賞され、菊作り仲間ではその名を知らぬ者がないと言われるほど有名になりました。今年の9月だけでも、菊栽培場の見学者数は100名を超えたそうです。 ここに19年度受賞された受賞内容を紹介しておきます。 「第24回日本菊花全国大会」於:国華園又、各部屋に置かれている、これまで受賞されたトロフィー、優勝旗、優勝杯の数々を見せて頂き、ただただ驚くばかりでした。 25歳の時結婚された奥さんとの間には2人のご子息があり、いずれも結婚されているそうです。長男夫婦と同居され、2人のお孫さんにも恵まれ、「来年には内・外に1人ずつ出来るんですよ」と喜び一杯に話されました。 今は会社経営、農業、菊作りと多忙な中、三田菊花会理事長、兵庫県連合菊花会理事、明石菊花会理事、三田市農業委員会委員及び農地調査副部長として活躍されています。 特に今年は日本で一番大きな日本菊花全国大会で念願の日本一となり、充実した1年だったそうです。 (文責:谷郷賢明) |
今年獲得された、優勝トロフィー、優勝旗、優勝杯の数々。
これで1年分というのですから、驚きです。
日本一の菊です。
日の丸の前に置かれるのは、1位の菊だけの特権だそうです。
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