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藤崎恭一 さん (有高21回)

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日本一甘いイチゴ「章姫」づくり

 農業科で米田先生が担任。懐かしい思い出は、農当で朝早くから登校し当番にあたったこと、特に冬は辛かったそうです。又、ハンドボール部で3年間活躍され、クラスの部員が5人ということでチームプレーもよく、各大会でよい成績を収められたそうです。

 卒業後は、吉川町農協に入組、主に金融・総務を担当されました。その後、農協合併に伴い、3つの支所が統合され1つになった吉川支店の支店長に就かれ、3年間経営手腕を発揮されました。55歳で37年間勤めてこられた農協を退職、「長い年月地元(吉川の皆さん)の方々と本音で付き合え、仕事が出来たことが最高の喜びです」と満面の笑みを浮かべて話されました。

 退職後は、ご自宅の前をバイパスが通っていることから、何か栽培をすれば直売ができると判断し、イチゴ作りに取り組まれました。5アールの田圃にビニールハウスを建てて3500本の「章姫」の苗を植え、特に味にこだわり、甘みを出すため土耕栽培で取り組まれています。昭和50年に結婚された奥さんと二人三脚で取り組まれており、シーズン中は、直売と「山田錦の館」の「ようしょう会」への出荷で毎日完売とか。訪問してハウスの中にも入れて頂きましたが、赤く実った見事なイチゴに食したくなりました。

 又、イチゴ以外にも1.5ヘクタールの田圃で水稲栽培をされたり、農業委員をされたりで、退職後は時間の余裕がないくらい多忙だそうです。

 二男一女のお子さんに恵まれ、長女に初孫が出来たそうで、今は母親と次男と4人家族で楽しく過ごしていますとのことでした。

(文責:谷郷賢明)

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