[ 表紙 / 卒業生の活躍 / 小西博幸 さん (有高40回) ]
今回は、農林水産省に勤務されている小西博幸さん(有高40回卒)に、原稿をお寄せいただきました。
有馬高校では、園芸科に在籍し、1年生の時には牛や豚もわずかではありましたが、校内で飼育していました。
国の機関は、市役所や県庁と違い、直接、国民の目に触れる仕事は少なく、外からは何をしているか見えにくいですが、先ほど記した調査をしたり、県庁などに出向いて講演会をしたり、時には南米まで出向いて調査の手法などを現地の「農林水産省」に指導したりと、野球で言えば、ピッチャーが本職であれば、時にはキャッチャーになり、時には外野手になりと、頼まれればどんなポジションでもこなし、国でしかできない仕事をしています。
同窓生のみなさんは、国家公務員と言えば「エリート官僚」と思われるかもしれませんが、私の職場では、4割近くの職員が高校卒業後すぐに国家公務員として働いており、実は、東京大学卒ばかりの集まりのようなエリート集団でありません。
最後に、在学中はよく「勉強ができないから」という言葉を聞きましたし、自分自身もそう思っていました。また、社会人になれば勉強は無くなると思っていました。
今後とも清陵会、卒業生、在校生、先生方の益々のご清栄をご祈念申し上げます。 農林水産省大臣官房統計部 小西 博幸(昭和63年卒) |
[ HOME ]
Copyright (C) 2002-2007 清陵会 All rights reserved.