「只今教育実習中!」
今回は平成20年度教育実習生の方々をご紹介します。写真左から、菊川拓哉さん、田中博士さん、古久保梢さんです。
実習中で大変お忙しい中、原稿をお寄せいただきまして有難うございました。
菊川拓哉(有高57回)──数学
6月2日(月)〜6月13日(金)まで、教育実習をさせて頂きました。
母校ということもあり、学校全体の雰囲気など変化なく、先生方と生徒とのつながりも、変化してないと思い、なつかしく感じました。
授業では『数学』をやらせて頂き、1年生〜3年生まで担当させて頂き、自分が教えることができるのか、不安な日々を過ごしていましたが、先生方の温かい言葉や、生徒の授業に対する心を感じ、がんばることができました。
部活→柔道部に参加させてもらいました。
田中博士(有高55回)──美術
総合学科一期生として卒業し、色々と遠回りをしながら、「美術」という道を見つけ、現在も大学で、多くの作品を制作しております。
教育課程の資格を得るために、平成20年6月2日から母校である“兵庫県立有馬高等学校”で、美術の中でも“美術史”という歴史を教える事となり、とにかく、美術史というものは、国語や数学と違い、これを覚えなければいけないというような授業形態にせず、生徒に、一つでも多くの作品を見せ、歴史の流れや変化、違いの要点を伝え、出来る限り興味を持ってもらえるように工夫しました。
2週間という短い期間の中で、自分自身が“教える”という事に対して、どれだけ意識を持って取り組めたのかという事を実感しながら終えたいと思います。
古久保梢(有高57回)──美術
2年6組でお世話になっています。明るく元気な生徒ばかりで、毎日楽しく過ごしています。
担当教科は美術です。美術の授業を中心に参観しておりますが、生徒の作品を見ていると、創作意欲が湧いてきます。
実習授業では、先生の大変さを実感します。私は大学でデザインの勉強をしておりますので、授業も「お菓子のパッケージデザイン」を題材にしています。生徒が興味のあるテーマにしたので、生徒も授業への関心も深く、意欲的に取り組んでくれます。
生徒へのアドバイスも、生徒自ら考え、創作する方向へ導くことに常に苦心します。
先生のご指導を参考に、より良い授業をしたいと思っております。
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