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仲畑博文 さん (有高14回)

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 広々とした敷地に、年輪を重ねた巨木。築何百年を思わせる旧家、仲畑家を訪問してお話をうかがいました。

 農業科で今は亡き常深先生が担任でした。農業クラブでホームプロジェクトを発表したこと、育雛当番で学校に泊まり、時間を忘れて友と語らったこと、卓球部で3年間活躍したこと、また、絵を描くのが好きで、文化祭に10枚の模造紙をつなぎ合わせた作品を出して賞をもらったことなど、いろいろな思い出を懐かしく話していただきました。

 卒業当初は鶏を300羽ほど飼われていましたが、会社勤めに気持ちが動き、1.5ヘクタールの稲作事業をしながら、三田市内の会社で10年間ほど勤められました。その後、削井工事(ボーリング)事業を立ち上げ、市内の工事はほとんど手がけられたそうです。最近は小野・西脇方面と、遠方へ出かけての仕事が多いそうです。

 また、昭和48年に受託部会(後に三田市オペレータ部会)を立ち上げ、多い時は20ヘクタール、現在も13ヘクタールの田圃を請け負い、山田錦を作られています。敷地内にある大きな倉庫には乾燥機7台が設置され、収穫から袋詰めまでを一気に出来る設備が整えられています。また、大型のコンバイン・トラクター等農業に必要な機器もズラリと置かれており、目を見張りました。

 また、花作りにも着手され、ハウス3棟には主にストックとひまわり、路地にはハボタンを栽培されており、神戸方面に出荷されているそうです。花作りは長男が結婚を機に父の後を継がれ、ハウスも5棟に増やし、花専門に取り組まれているそうです。

 ボーリング事業・大規模農家としての米作り、そして花栽培と多忙な毎日の中でも、若い頃から、三田市オペレータ部会副会長・農会長・区長・松山水利組合長・寺総代・宮総代と、地域の大事な役職を務めてこられました。

 ご結婚は昭和42年、4人(男2人・女2人)のお子さんに恵まれ、長男・長女は本校を卒業されたそうです。現在は4人とも結婚され、内孫は男の子3人、外孫は女の子2人だそうです。家族7人和やかに楽しくやっていますとのことでした。

(文責:谷郷賢明)

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