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岸田正博 さん (有高20回)

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肖像写真

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JA兵庫六甲常務理事を訪問

 花が好きで園芸科を志望し入学。3年間常深先生が担任で、真面目な学校生活を送り、家に帰ればよく手伝いもされたそうです。

 卒業後は、長男でもあることから、三田市農業協同組合に入組。最初は本店営農センターで販売関係の仕事に就かれ、その後、経済、支店、出張所を経て、再び本店へ。本店では共済を20年間担当され、その手腕において右に出る者はなかったそうです。

 平成12年の合併でJA兵庫六甲が誕生したのに伴い、三輪支店長(5年)、三田支店長(1年)、そして、ゼネラルマネージャー(参事)となられ、役員改選により常務理事となられました。中地域(三田・宝塚・西宮)事業本部担当で、とにかく毎日忙しいそうです。

 地域でも信望が厚く、農会長、評議員等を務められ、今の勤めが終われば区長の椅子が待っているとか。

 また、家に帰れば、1.2ヘクタールの田圃に、山田錦8アールと小粒4アールを作られ、忙しい勤務の間を縫っての農業も大変だそうです。27歳の時に結婚され、2人のお嬢さんがおられますが、どちらも長男と結婚して遠くに住んでおられるため、先々が心配ですとのことでした。

 子供の頃から好きだった花の栽培は、今でも時間を見つけては取り組んでおられ、家の周りには色々な花が季節に応じて咲き乱れるそうです。

(文責:谷郷賢明)

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