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勢田肇 さん (有高26回)

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肖像写真

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 三田市桑原のご自宅でお話を伺いました。

 有高在学中は、米田先生が顧問の生物部に所属され、文化祭では生物やメダカの育成などの研究発表をされました。また担任の先生は1年鈴木先生、2年加藤先生、3年は川端先生で、特に川端先生には就職の進路相談でよくお世話になられたそうです。

 修学旅行は2年生の時にフェリーで九州まで行き、大分〜鹿児島〜宮崎などを巡ったりして、その中で思い出としては、船内で先生にトランプゲームを教えてもらい、クラスの仲間と楽しい時間が持てたことが、印象に残っているということでした。

 卒業後は、昭和49年に三田市役所に入庁され、まず同和対策室を皮切りに、税務課、下水道課など7〜8か所に配属となり、現在は健康増進課で勤務されています。「市役所は市民の声が直に感じることができ、大変ですがとてもやりがいがある」とおっしゃってくださいました。

 地域の活動としては、平成8年に三輪校園PTA会長に就任されました。ちょうど病原菌O-157が流行した年で、その影響で最大の行事である「三輪っ子まつり」を実施直前で中止にしなくてはいけなくなりました。しかし、何か別の行事で子どもたちを楽しませたいと、夜空の映画鑑賞会をみんな考え実施されました。グランドに映写機を置いて、校舎には大きな白布を張って巨大なスクリーンを作り、それに映し出したそうです。子どもたちも、さぞかしびっくりして喜んだことでしょう。

 さらに、平成14年の三輪小学校創立100周年では、副実行委員長として記念式典を担当されました。式典は6月に開催されましたが、その約1年半前から実行準備委員会を立ち上げ、当初は月1回くらいの会議でしたが、当日が近づいてくると毎日といっていいほど夜遅くまで会議・作業があり、来賓への挨拶の依頼や、式典の内容を細かく決めたりと大忙しだったそうですが、役員のつながりが一層深いものになったそうです。

 100周年の記念誌も発行されましたが、80周年や90周年に担当された役員の方々の配慮によって、その当時からいろいろな写真や記録などを、いずれ迎える100周年のために、一部あらかじめ編集準備等されていて、役員一同その気配りが大変うれしく感じられたそうです。

 また、今でも幼稚園での役員のみなさんとは、家族ぐるみのお付き合いが続いており、年数回の飲み会や、最近では西国三十三ヵ所霊場巡りをされているそうです。

 ご家族は、おばあちゃんと奥様、社会人になられた2人のお子様(26才、22才)がいらっしゃいます。

 「仕事が忙しくて、あまり自分の時間がありませんが、これからは野菜作りにもチャレンジしたいです」と語られ、とても真面目で前向きなお人柄の良さが感じ取れる勢田さんでした。

(文責:谷口真弥)

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