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山田 守男さん (有高29回)

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山田守男  有高29回

 神戸市北区にある社会福祉法人上野丘さつき会に勤務されながら地域の中核として、多方面で活躍されている山田守男さんに連日の猛暑のなか、淡河町のご自宅にてお話をお聞きしました。 

家が農業をやっていたので、周りの勧めもあって、有高農業科へ進まれます。 そこは色んな生徒が居て、また問題も多い大変なクラスでしたが、それでもそれなりに楽しめたと穏やかに語られました。 担任は三年間宅見先生で、よく相談にも乗ってもらったこともあったとか  クラブは1年生の時にテニス部、2年生になってからは農業科の先生に誘われて、農業クラブへ所属し、各種競技では他校へ出向いて役員を務めたり、校内では進行係と大忙しだったようです。

あと記憶に残っているは3年生の時に、先生に誘われて友人3人と学校に泊り込んでニワトリの卵の孵るのを観察したこと貴重な体験でとても感激したそうです。 そしてその話から、朝夕の農場当番で、牛や豚、鳥たちの世話をしたことも懐かしく思い浮かんだと。  教室での勉強より外での実習のほうが楽しく、放課後も農場で、助手の先生に色々と教わったり、それを家で実践したことも良き思い出だとか。

卒業後は、資格取得のため短大へ  短大卒業後、地元にある社会福祉法人上野丘さつき会から誘われて、現在に至るまで勤務されています。

他の大勢の職員と共に、色々な障害をもった人たちと、一緒に生活し、また炎天下のもと農作業に汗を流したりと大変なこともありますが、日々毎日が変化の連続であり、非常にやりがいのある仕事だそうです。

29歳の時に結婚され、お子さんは元気な男の子が3人居られます。
地区では、土地改良や営農組合の役員を任され、また町内の消防団では10年以上前から支団本部の分団長として活躍されています。 

ほかにボランティアとして、青少年非行防止団体の神戸北BBS会でも活発に活動されており、それらのお話から地域にしっかりと根を下ろした活動をされていることが、たくましく日焼けしたお顔から感じとることができました。


        
          

(文責:岩野弘明)

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