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杉浦 勲 さん (有高50回)

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    杉浦 勲 有高50回

天然酵母で手作りパン 「パン工房 ログ」を訪問

 私の住んでいる地域の方々から、以前から「北僧尾に美味しいパン屋があるで」と耳にしておったのですが、その店長が本校の卒業生と聞き、早速に取材を申し込み訪問しました。

道路側の「ログ」の看板が直ぐ目に付くこじんまりとした工房に着き店内に入ると、にこやかに迎えて戴きお話を聞きました。
高校時代は5組で鶴岡先生が担任、「学生時代の思い出は」と聞きますと、スキー旅行や体育祭・文化祭といろいろ思い出はあるが、やはり何と言っても、野球部に所属し3年間野球ずくめで、激しい練習に耐え、試合に負けては悔しがり勝っては喜び、キャプテンとして部をまとめリーダーとして頑張ったのが一番の思い出だそうです。


卒業後は尼崎にある、製菓専門学校に進み1年間学ばれた後、尼崎にあるケーキ屋に就職、4〜5年後、パン屋に勤めケーキや・パン作りの修行をされ、28歳の時、父の持っておられた土地に店を建て、「パン工房ログ」をスタートされました。

最初は人家が少ない場所なので、お客に来てもらえるか心配だったそうですが、天然酵母で手作り、種類が豊富で美味しい、特に食パンはふんわりと何とも言えない味わい、人から人へと「口こみ」で10時に開店、売り切れでその日は店を閉めるそうですが、土曜日は2時頃で売り切れ閉店となるそうです。

沢山のお客に来てもらえ喜んでいますとのことでした。
その美味しいパンを作るため、いい材料の仕入れにも神経をとがらせ、午前2時から天然酵母を使用し、じっくりと時間をかけて仕上げ、10時なると店を開け店長自ら店に立ち、次々と買って頂くお客さんと接するのが一番の喜びを感じる時だそうです。

28歳の時、結婚され二児(男の子)のお父ちゃん、育児は奥さんにまかせ、店長はパン作りに専念、しかし少しの時間を見つけて、我が子を見るのが楽しみだそうです。



   

   
   
               


          

(文責:谷郷 賢明)

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