[ 表紙 / 卒業生の活躍 /田中敬士さん (有高37回) ]
田中敬士さん (有高37回卒) “造園科に学んで” 家が緑化木の生産・流通を営んでいましたので、幼少の頃より家業を継ぐものだと思い造園科のある有馬高校へ進学しました。 当時は通学時間が長く向かい席の列車だったので意外と友達と楽しく通学していた事を覚えています。 担任の先生は3年間松尾源次郎先生にお世話になりました。 卒業後も連絡を取り趣味の温泉旅行へといっております。 また、部活動では、中学時代よりやっていた柔道部に入部しましたが、体があまり丈夫でないため高校での部活動についていけるか不安でした。 高校での思い出は農業クラブでの集まりで、他校の生徒さんと交流を持てた事や、橋口誠先生にお世話になった製図実習では、 宿題が多くよく徹夜をして仕上げた事が記憶に残っています。 卒業後は、東京農業大学造園科へ進み、その後造園関係の会社へ数年就職し、家業(緑化木卸業)を継いでおります。 これからの希望といえば、緑化業界が良くなって欲しいと言う事ですが、工業製品ではないので自分の満足できる品物を供給できるようにと心掛けていますが、 不景気な上、自由競争と言う中、品物の低価格だけが先行してしまい、本来の品質が保てなく生産量も激減していっています。 その為、生産農家として若手の後継者が育たなく先行きが大変厳しい状態だと思っています。流通業者として、安定した品物を供給できるように、生産者と協力し、 もっと魅力のある業種になって欲しいと思っています。 (文責:田中敬士) |
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