[ 表紙 / 恩師へのインタビュー / 澤野壽文 先生 ]
教師生活41年を終えて 今日は、周りには瓢箪が実り、6年前に新築された大きな立派な家、そして素晴らしい庭の澤野先生宅を訪問しました。 農業科を卒業後、本校で勤務され、そして、淡河(3年)・吉川(12年)・長坂(5年)と分校を回られ、最後は本校で41年の教師生活を終えられました。 多くの生徒を送り出され、色々な思い出がある中で、特に長坂分校では通勤に時間がかかり大変だったそうですが、校舎から遠い農場で生徒と一緒に汗を流して大根を植え、収穫期には出荷できたこと、そして吉川分校では山田分校長のもとで家庭的な雰囲気の中での楽しかった勤務のこと、最後の本校では生徒指導部長として一日として欠かさず校門で指導されたことなど、懐かしく話して頂きました。 地域においては、現役の頃から、農会長・区長を務められ、平成7年に退職されてからは老人会世話人そして淡河八幡神社会長をされています。また1ヘクタールの田圃に米作りや野菜作りと忙しい合間に、グランドゴルフにも打ち込んでおられます。 息子さん2人は独立しておられるので、盆栽・山野草・瓢箪作り・詩吟等と趣味多彩な奥さんと2人だけで楽しく暮らしておられます。丁度私たちが訪問した日に、お孫さんが帰ってこられるそうで、満面に笑みを浮かべ「今日孫たちが帰ってくるんや」でした。 月に1回薬をもらいに病院に行かれるそうですが、元気なご様子でした。 (文責:谷郷 賢明) |
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