[ 表紙 / 恩師へのインタビュー / 畑 英五郎 先生 ]

畑 英五郎 先生

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肖像写真

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 本校では教頭として2年間お世話になった先生で、稲葉先生と二人でご自宅を訪問させて頂きました。

 家に着き、玄関前で迎えて下さった柔和な笑顔は昔と変わらず、数十年ぶりの出会いに懐かしさがこみ上げてきました。

 庭に咲いた数々の「さつき」の花に見入っていると、かつては「さつき」に凝り、鉢で300種類ほど咲かせておられたとのこと、世話する時間がなくなって地に植えられたのが立派に生育したのだと話して下さいました。他にも一面に 岩檜葉(イワヒバ)そして木々、庭の前には畑があり、毎日丹精込めて世話をされている無農薬野菜類(メロン・キュウリ・なすび・ジャガイモ等)の説明を聞いていると、つい時間を忘れてしまいました。まだ他にも3畝ほどに黒豆を植えておられるとのことです。

 応接間に通されて又びっくり、棚に並んだ沢山のトロフィーや盾は、囲碁に凝っておられたときの成果だそうです。

 改めて有馬高校時代を振り返って頂くと、広い敷地と校舎を、行事や会議の合間をぬって、毎日のように農場・グランド・体育館・家庭科室と動き回ったこと、生徒達とそして先生方とふれ合ったこと、授業に行かれていた思い出、学科改変にとり組まれたこと等、とにかく楽しかったと懐かしく話して頂きました。

 その後、氷上西高校の校長としてご栄転され、次いで三木東高そして北条高を最後に退職され10年目になります。

 一男一女の子供はそれぞれ独立され、今は、元音楽の先生で詩吟に打ち込まれている若々しい奥さんと二人きりですが、庭の世話と、野菜作りに充実した日々を送っておられるそうです。健康そのもの幸せがひしひしと伝わってきました。

(文責:谷郷 賢明)

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写真
畑先生のお庭

写真
応接間の一角に整然と並ぶトロフィー類

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