[ 表紙 / 恩師へのインタビュー / 松本 昌 先生 ]

松本 昌 先生

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肖像写真

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 何十年ぶりかの再会で、最初は当時の懐かしい同僚の話に花が咲きました。

 本校では11年間勤務されましたが、若くして各部の部長・学年主任を務められ、中心的な立場で学校運営に向けて活躍されていた姿が思い出されます。

 柏原から福知山線で1時間20分ほどかけての通勤、時には寝てしまい乗り過ごしたこと。本校が修学旅行で初めてスキー旅行を取り入れた年に、戸隠スキー場へ生徒と共に行ったこと。一度だけ野球部の顧問をされ部長として公式試合に出場、大きなグラウンドで初めてのノックがうまくいかなかったこと。軟式テニス部の顧問として、たびたび地区大会の決勝で柏原高校と争ったこと等、懐かしく話していただきました。

 54年4月柏原高校に転勤され、そして退職。退職後は地元の教育委員・教育委員長を務められたり、土日(週2日)に中学生を対象に軟式テニスの指導をされたり、囲碁(柏原囲碁同好会会長)・菊作り・野菜作り・水墨画に取り組まれたりと、充実した毎日を送られています。

 部屋のホーム炬燵の上には碁盤と石、壁には干支を描いた素人離れした水墨画、棚には柏原菊花展入賞のトロフィーや囲碁町長杯優勝カップが並んでおり、その活躍ぶりがうかがえます。

 「女房も元気で夫婦元気が何より。娘夫婦と4人で過ごしています。孫達は既に大きくなり外に出ています」とのことでした。

 本校勤務時代と変わらぬ若々しさの秘訣は、色々な好きなことに取り組まれ、暇無しの毎日を送られていることだと思います。しかし少し気になるのは血糖値が高いことだそうです。

 「一度当時の先生方が集まる会を持てたら良いですね」と言いながら後にしました。

(文責:谷郷 賢明)

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壁に掛けられた水墨画。右は干支の「辰」。

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干支の「寅」。

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左は菊花展のトロフィー。右は囲碁の柏原町長杯。

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