篠山産業高校東雲校を訪問

　元本校職員が数名勤務されていると聞き、訪問しました。校門を入るなり、実習服を着た生徒たちに「こんにちは」と元気な挨拶を受け、玄関のほうに回ると、あの懐かしい久木先生が満面の笑みを浮かべて迎えて下さいました。さすがに60年の歴史を持つ学校、清掃も行き届き、整理・整頓され、何よりも雰囲気のよさが伝わってきます。校長室に案内されると、賞状やトロフィーの数々、そんな中で、さらに上野先生、鷲尾先生にも加わって頂き、お話をうかがいました。

　本校では4年間お世話になりました。着任早々、生活情報科（4組）を担任され、3年生まで持ち上がりました。元気者が多く、楽しいクラスで、誰一人欠けることなく全員が卒業式を迎えてくれたことが、何よりも嬉しかったそうです。今でも集まったりして、交流されているそうです。又、4年目の年は、2年生の副担任で、阪神淡路大震災で海外への修学旅行を断念し、急遽東京ディズニーランドに変更し実施されたことなど、懐かしく話して頂きました。

　今年から東雲校の教頭として着任され、口ひげを付けられ貫禄十分。感想をうかがうと「とにかく忙しい」そうです。全校生82名、とにかく生徒は純粋・真面目・元気で、何事にも積極的に取り組んでくれるそうです。小規模校なので、職員も一人二役三役で頑張ってもらっていますとのこと、お話からは、職員・生徒が一丸となっていろいろなことに挑戦されている様子がうかがえました。

（文責：谷郷 賢明）