「八木ちゃん」先生を訪問

　松陽高校で10年目を迎えられた先生を訪問し、お話を伺いました。久しぶりの出会いで、本校で一緒に過ごした懐かしい話に、時が過ぎるのを忘れました。

　本校には和田山商業から転勤してこられ、9年間勤務されました。私とは同じ分掌で仕事をすることが多く、サッカー部の顧問を2人で持った時には、丹有新人戦で思いもよらぬ準優勝を勝ち取り、部員と共に喜びを分かち合ったこと。総務部では、校内を美しくしようと清掃活動に力を入れられ、皆から「掃除大臣」の異名で呼ばれたこと。担任を5年間持たれたのですが、生徒思いの頼もしい先生で、「八木ちゃん」先生と親しみを持って呼ばれていたことなど、懐かしく思い出されました。

　ご結婚は、私が紹介させて頂いた本校出身の彼女と、一男一女のお子さんに恵まれ、はや長男は小学3年、長女は1年。「2人とも柔道を習っているんですよ」と聞き、びっくり。私の孫も習っていることから、将来どこかで試合をすることもあるかもしれないと、余計な想像をしてしまいました。

　松陽高校では、3年の担任と、女子バレー部の顧問をして、活躍されています。頭髪に白髪が混じり始め、お顔もふっくらされ、「7年前に禁煙してから肥えました」とのことですが、47歳になられた今、貫禄充分、教師としての風格を漂わせておられました。

　小野市のご自宅から通勤に50分以上かかるのが、少々苦になっておられるそうですが、家に帰り、愛妻とお子さん2人、そしてご両親と、6人で賑やかに食卓を囲むのが楽しい一時だそうです。

（文責：谷郷 賢明）