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はじめに(ホームページ開設の意義について)

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「清陵会ホームページ開設の意義について(検討の中から)」

  同窓会組織は、卒業生の縦の繋がりと、同級生の横の繋がりから成り立っています。 その絆が、同窓意識や連帯感となって同窓会活動を盛り上げ、母校の発展を希求する大きなうねりを生み出しています。 この絆を強めるには、同窓会会員に同窓会の行う事業内容を広く知らしめ、理解を求めることが必要です。 特に、関心の得やすい身近な事柄を伝達することが必要であると思われます。

  勿論、このような目的の実現を目指して、同窓会役員各位は鋭意努力を重ねて来られたところです。 しかし、今日の社会情勢の急激な変化によって、同窓会活動の在り方に、以前にもまして創意工夫が問われるようになってきています。 本校卒業生の同窓意識が希薄になり、同窓会活動に対する関心が薄れつつある現状を打破するためには、同窓会運営の中で、情報の発受信機能をどのように高めるかが、鍵を握っていると考えられます。 そこで、「インターネットの活用」が有効であることを提案します。

  近年、情報化が進行する中で、情報発信手段としてのインターネットの持つ可能性は、計り知れないものがあります。 若い世代を中心に広まりつつあるインターネットですが、今や、3人に1人がこの情報媒体を活用する時代です。 インターネットは、誰にも開かれた媒体であり、他のメディア(新聞・雑誌・TV等)とは違い、双方向の伝達が可能です。 つまり、情報が一方通行にならず、双方のコミュニケーションが図れるのが特徴であるといえます。 また、送信者は情報を随時更新することができ、受信者は必要な最新情報をいつでも知ることができます。 そして、何よりも経費があまりかさまないことが大きなメリットであるといえます。

  我が同窓会は、母校が、創立105年の伝統校であるがゆえに、同窓会の年代間格差に伴う多様なニーズに応えていかなければならないという、壮大な課題も抱えています。 その課題を解決するために、インターネットを活用し、同窓会の公式ホームページを開設することを、あわせて提案します。

  ホームページでは、現在に至るまでの母校の変遷、恩師や同級生の近況、思い出の場所の数々等、懐かしい話題を提供します。 また、掲示板機能を用いて、意見交換や交流の場を設け、同窓会活動への参加を促せます。 インターネットを使って同窓生の知りたい情報を発信すると共に、情報交換の場を提供することによって、同窓意識の高揚を図ることができると考えています。

大前穣夫(有高6回・清陵会理事)

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