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「三田農林の復活を!〜農業教育最後のカリスマ〜燃える男」 松原未来先生(人と自然科)

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 今回の創立110周年記念式典における学習発表(人と自然科 農業クラブ発表 意見発表)を担当、指導された松原先生を紹介します。

 先生は氷上高校出身で平成17年に着任され、現在、人と自然科3年1組を担任されています。伝統ある本校農業クラブの主任顧問をされており、現在までの実績を一部紹介しますと、兵庫県学校農業クラブプロジェクト発表競技最優秀受賞、近畿学校農業クラブプロジェクト発表競技優秀賞など多数、また、意見発表競技や情報処理競技の指導においても定評があり、多くの生徒を全国大会へと導き、兵庫県下農業クラブにおいては知らないものはいない存在であります。

 また、希少植物ハマビシ、生物保護などのバイオ研究や、農業改良普及センター(篠山)と連携しての食品加工研究、上月財団での教育研究発表、ダンスもプロ級の腕前で有高祭でのステージに立たれておりマルチな才能を発揮されています。

 恩師は本校で教鞭をとられていた岡田邦夫先生(現・篠山産業校長)であり、恩師が歩いた道(教室、農場)、他校にはない三田農林からの伝統、清陵会からの学校支援を思うと、人と自然科を兵庫県一、全国一の農業学科に(三田農林の復活)したい、と日々熱く語られています。

 現在までの経験と実績で生徒の立場に立っての粘りある農業教育指導から信頼関係が備わり、2年に続いて3年と持ち上がり、今回の大学入試では学科発足以来初の近畿大学農学部に2名合格、また、岡山大学農学部に1名、兵庫県立大学に1名と実績を上げられています。現在は、私立大学農学部の受験指導がピークをむかえ農場職員室で先生の受験指導と受験生への叱咤激励が夜遅くまで行われています。受験生も真剣そのもので、まさに農業学科の特色が感じられます。

 日々の生活を質問すると「生徒受験校に合わせての特別受験指導で寝る時間もありません」とのこと。「皆それぞれの進路を目指して、卒業まで妥協せず最高を目指したい」と話して下さいました。

 家庭に帰れば、恋愛結婚された奥さんと可愛い娘さんのお父さんとして、子育てにも頑張っておられます。

(文責:中前純一)

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有高祭ステージにて

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