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西田 均 さん (有高19回)

「野球を愛し・楽しむ人生を」

1組農業科で西浦先生が担任、懐かしい高校時代を振り返って頂きました。入学してしばらくは18kmの道のりを自転車通学、途中から免許を取り単車で通学したこと、野球部に入部し何よりも野球を優先して熱中、そんな中で2年の時、体育館が出来、グランドが小さくなり他のクラブと調整し四苦八苦しながら練習したこと、3年の時、70周年記念行事の後、体育館で招待高校のバレーの試合を観戦したこと、北九州への修学旅行等話して頂きましたが、とにかく高校時代は野球一筋で3年の時夏の甲子園を目指しての県大会で1回戦を突破したことが忘れられませんとのことでした。

家は三代続いている大工さんだったのですが、卒業後は自衛隊に入隊、伊丹36普通科連隊で木工勤務となり、大工仕事に携わり技術を身に着けられ2年で除隊、その後、家に帰り父の下で仕事をされ、昭和45年に父が社長で西田工務店を立ち上げ、平成元年から本人が社長となられ地元・三田・宝塚方面を中心に活躍されています。また、本業の傍ら、「おいしい西谷っ米づくり」に力を注がれ、育苗・コシヒカリ米の生産等西部農事実行組合の組合長として、さらには宝塚市西谷自治会連合会の会長としても活躍されています。とにかく忙しい中においても若き頃から野球にも力を入れられ西谷チームを作り、代表となり三田で練習そして試合と引っ張ってこられました。「一番強い時には三田でベスト8に入りました。」と満面の笑みで話されました。

結婚は昭和51年に一女二男に恵まれ、男の子二人建築の仕事をされているとのこと、最後に言われたことは「とにかく野球をやって良かった。」とのことでした。

(執筆:谷郷賢明)

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