寒さも少し緩んだ冬の日の午後、清陵会副会長の大沢辰美さんと共にお仕事中の時間におじゃましました。三田駅前で63年衣料品店をさらに40年前から化粧品も扱われています。
神戸山手で何不住なく生活していましたが、戦争が激しくなり大沢(おおぞう)に住みはじめました。小学校ではどの先生にも可愛がられて、活発で楽しい少女時代を過ごしました。小学校の乗地先生は師範学校を出られたばかりの美しい先生で、歌が好きだったので音楽を沢山教えていただきました。夏休みには先生の家に泊まりに行き、水玉のかわいいワンピースを縫ってもらい良い思い出となりました。小学校4年生で三田に引っ越し商売の衣料品店を開きました。
高校時代は
有馬高校は今の場所から通いました。昭和30年代のころは有馬高校に沢山の生徒が三田駅前から通学していました。
歌も好き、ピアノも好きな女学生で一年生からどの先生にもかわいがってもらった。甲斐先生にはピアノを習い・清家先生・福畠先生にもたいへんお世話になりました。
担任の先生は2・3年生共に国語の団野先生で、大変穏やかで優しい先生で修学旅行の九州で思い出のエピソードが団野先生の奥様との初恋のお話で、その話される顔が少年のようでこころに残りました。
特に記憶に残っているのが、1年生の時にオペラ「牛若丸」で主役の牛若丸を演じたことで、衣装は宝塚歌劇の衣装を借り、またその他の衣装はお店で作ったのが記憶にある。3年生ではオペラ「真間(まま)の手児奈(てごな)」を演じた
「真間の手児奈伝説」
奈良時代以前に真間に住んでいた手児奈という女性の生涯を語ったもの
美しい容姿であった手児奈は幾人からも求婚され互いに争い村中の争いにもなりとうとう真間の入江に身を投げた。
卒業後は
上田安子服装学園に進学2年間洋裁の立体裁断などを勉強した。手間がかかるがシルエットや仕上がりが美しくセンスが抜群! やさしく時には厳しい指導だったがとても楽しく有意義な時間でした。
その後母の進めで21歳の時に結婚、優しい夫とスタッフが3名でのお商売でした。有馬高校の制服も仕立てていた。オーダーメイドだったので18着しかできず、仕上がりがきれいで身にピッタリと作った。
今、力を入れていることは
近年は地域の生活相談が大切で、商売は地域の人に支えられ長く続けてこられて幸せに思っています。地域の人たちと共に新地区公会堂でイベントを開催したり、公園で集まり活動したりと沢山の人々が集まってお話や人のお役に立つことが出来てうれしいです。
人が大好き、仕事にも人にめぐまれ、この年齢まで続けて来られた事を嬉しく感謝しています。
現在は
息子さんと一緒に商売に力を入れている(化粧品)(衣料品)(エステ)きれいになっていく肌につやと弾力に満足されていく喜びの声を聞かせて頂きスタッフも満足!美容相談にお越し下さい。毎週百歳体操しています。元気の源かも!