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三宅岩次 先生  (昭和37年~44年)

有馬高校卒業18回生(11組)20回生(9、10組)の皆さん
明けましておめでとうございます。

昨年は人生一区切りの還暦のクラス会に、ご招待いただきありがとうございました。
私にとっては教師生活の出発点でした。
特に18回生の皆さんには始めての担任、同期の木南、吉村先生たちとホームルームをどうするかをよく話し合いました。
また保護者面談の時など、長女とは15歳違う6人兄弟の末子だった私にとっては兄、姉たちと話をしているようで変な気持ちでした。今振り返って見ると若さだけで勝負していたように思います。
教える教科は数学、微分、積分は「少しだけ分かったつもり」と駄洒落を言いながらどんどん進んでしまったようでした。

クラブ活動は野球部、連戦連敗でしたが甲子園で三原高校に1勝した時マネージャーの「先生良かったですね」の笑顔は忘れられない。
赴任して7年間、青年教師としての思い出が一杯詰まった、玉手箱をいただきました。ありがとうございました。

有馬高校転出後、新設の「川西緑台」3年、「豊岡」10年、母校「八鹿」5年、「東播工業」教頭5年、「豊岡実業」校長2年、「篠山鳳鳴」校長2年、「豊岡」校長2年。合計38年間の教員生活を無事終わり平成12年に退職いたしました。

「振り返り 振り返り この道は 人の出会いに 感謝あるのみ」

退職後は2年間教育相談室で結婚相談をし、朝来市誕生まで山東町中央公民館館長として4年間公民館活動に専念してきました。お蔭様でご高齢者の皆さんにも感謝されてきました。

その後は楽音寺の区長として6年目を迎えています。自給の米を作り、野菜も自前の野菜で、健康に気をつけて暮らす日々です。
また君達が古稀を迎える時までは元気で過ごしたいと思っています。

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平成22年11月27日にホテルフルーツフラワーで開催された13年ぶりのクラス会

                                                             (文責:三宅岩次)