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専業農家で活躍

印象深い生徒だったので、会えるのを楽しみにしながら家に訪問、満面の笑顔で迎えていただき取材をさせていただきました。

高校1年生は泉先生、2・3年では今は亡き富田先生でまとまった楽しいクラスだったそうです。クラブは泉先生が顧問のバスケット部。朝練と放課後の練習でバスケットずくめ、部員が一丸となり突き進んだ成果が3年の時に結果として表れ、これまで、ずっと2部だったのが1部に昇格、さらには地区大会で準優勝、その時の感激は今も忘れないそうです。

卒業後は、くすのき会神戸学園に入社、その間に友人に紹介された阪急電車に勤務の彼と結婚することになり、1年で退社、実家に帰られ兼業農家として働かれている母親の手伝いをされるようになりました。お子さんも二男一女に恵まれ、三人とも既に結婚、それぞれ二人ずつの6人のお孫さんがおられ、皆がかえってくるとそれこそ賑やかだそうです。 主人が48歳で会社を退社、その後は、専業農家として二人で所得一千万円を目指してピーマン15a・ウド20a・山芋15a・軟弱野菜5a・水稲(コシヒカリ)1haと栽培し、一部は三田パスカル、大部分は大阪中央市場に出荷されています。「とにかく忙しいですね」と言いながらも女性農業士として年1回の県の総会や県下の集まりで視察旅行や意見交換会等に度々参加して活躍されています。栽培される中で、頭を痛めておられるのは、イノシシ・シカ・アナ熊・アライグマ・モグラによる被害対策。どこも、同じですね。

卒業後初めての出会いであったので懐かしい話に時間を忘れ長居しました。

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(執筆 谷郷賢明)